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幸せの時間 あらすじ 20話 ブログトップ

幸せの時間 あらすじ 20話 [幸せの時間 あらすじ 20話]

幸せの時間 あらすじ 20話

達彦は両親を連れて自宅に戻ってきた。

「こう言うたら、なんやけどザマミロゆう感じやな」

母の滋子はソファーの上に正座して袋菓子を開けながら智子の母・佐代子の事を
散々に言ってのけた。

自分達が貧乏なのをバカにしていたという滋子に父・安昭は

「本人はそんなつもりはないだろう」

とさすげに滋子をいさめて言った。しかし、次の滋子の一言は的を得ていた。

「長年連れ添ったご亭主のお骨を捨ててしまえなんて」

「見栄張ってウソだらけの暮らしをしてきたゆうことやろ?」

達彦もそこは同感だった。
両親の仲がいいことが智子の自慢だったからだ。

そうこうしているうちに智子が帰ってきた。

「ママ!なにそれ!」

香織が驚いた声をあげていた。
智子は父・隆久の遺骨を持って帰ってきたのだ。

出迎えて驚く達彦と達彦の両親に

「どうしても傍に置きたくないって言われちゃって・・・」

滋子に母の悪口を言われ、達彦にしかめっ面されても
智子は一言も返さず、ただ黙っているのだった。

朝になった。達彦の両親を加えての朝食だった。
安昭は智子の手料理はお気に入りだったが、滋子の反応はいまいちだった。

良介は達彦方の祖父母をあまりよく思っていないようだった。
騒がしいうえに智子に嫌味ばかり言う。

一番嫌っていたところは達彦を”出来のいい息子”と自慢するところだった。
その”自慢の息子”が何をしたか知っていたからだ。

そこは香織も同じだった。

達彦が香織にお茶を入れてくれと頼むと

「自分でやれば?」と言う。

「何?あの態度、智子さん、あんたどんな教育したの?」

滋子がすぐに反応した。

「母さん、いいんだ」

達彦は適当な理由をつけて滋子を抑えた。
元を正せば、原因は自分にあることを説明するわけにもいかなかった。

しかし、事情を知らない滋子はやめようとしなかった。
達彦をかばい、智子をさんざんに言った。

智子は反論するわけにもいかず、ただ黙って聞いていた。

智子が食事の後片付けをしていると、安昭が少し手伝ったくれた
安昭は洗い物をする智子の傍らに立って言った。

「すまんの。あんたはようやってくれてる。わかってるから・・・」

智子は少しでもわかってもらえるならありがたいと思いながら安昭に笑って答えた。

安昭は智子の肩をポンポンと叩いて励ましてくれた・・・ように見えた。

その手がそのまま智子のお尻へ・・・

びっくりした智子が振り返ったが、安昭は何事も無かったようにソファーに向かうのだった。
何かの間違いだろうと智子はそれ以上追求しなかった。

だがそれは、気のせいではなかった・・・。


一息ついて、智子は父の遺骨に向かって話しかけていた。

「あっちのお母さんに散々に言われて、悔しくて腹がたって言い返してやろうと思ったけど」

「何も言い返せなかった・・・」

そんな智子の愚痴を後ろで香織が聞いていた。

「言い返せば良かったのに。一言ぐらい」

香織は智子方の祖父母の仲が悪かったのは隆久が浮気していたからじゃないかと言ったが
智子はそうではないらしいと答えた。

「おばあちゃんね、好きでおじいちゃんと結婚したわけじゃなかったんだって」

「え?どういう事?」

香織も意外だったらしく、詳しくしりたいと智子の顔をのぞき込んできた。

「ママがお腹に出来ちゃって、仕方なく・・・」

「本当はお嫁になんか行かないで、バリバリ仕事したかったって・・・」

智子は母が女の幸せは結婚だと言っていたのに、と反対の事を言った事を不思議がった。
すると香織が意外な事を言った。

「自分が出来なかった事を娘にもさせないためじゃない?」

智子がキョトンとした顔で聞いていると

「自分が叶えられなかった事を娘が叶えちゃったらしゃくじゃない」

「だから、あえて自分と同じ生き方をさせようとしたのよ」

「そんな、考えすぎよ。ママだったら自分の叶えられなかった夢は娘に叶えて欲しいわ」

香織はその言葉にも冷めた反応を示した。

「ママもおばあちゃんも一緒。自分の出来なかった事を娘に押し付けてる」

香織は智子が今まで自分で自分を騙し続け、本当にやりたい事もせず、言いたいことも言わず
今日まで来たのだと言った。

智子は次の言葉が見つからなかった。

”そう言われれば・・・”

そんな思いが智子のなかに芽生えるのだった。



あくる日も達彦の両親は泊まるつもりだった。
その日、二人は東京見物に行くと言って出かけて行った。

二人が出かけた後、誰かが訪ねてきた。
玄関を開けると、地味目な服装の柳が立っていた。

「お父さん、亡くなったんだって?」

誰からどんな話を聞いたのだろう。
智子は少し困惑してしまった。

柳は隆久の遺骨の前で手を合わせたあと智子の方に振り返って言った。

「優しいお父さんだったよね。お母さん落ち込んでるんじゃない?」

少し間を置いて智子が口を開いた。

「変に思うでしょう?・・どうしてお骨がここにあるのか・・・」

「そりゃ・・・まあ・・・」

柳は否定するわけにもいかず曖昧な返事をした。

智子はこれまでの経緯を柳に語って聞かせた。

「いらないって言われたの、このお骨・・・」

智子はもう限界だった。
父の急死だけでも相当なものなのに

-信じていた母のとんでもない振る舞い
-散々な姑の言葉
-自分が本当の事を何も気づかなかった事

それでも自分の信念を持っていたはずなのに・・・
娘にその影を見抜かれてしまった。

いろんな感情が頭をグルグル回り涙となって吹き出してしまった。

智子は柳を前に、全てを吐き出していた。

「もう嫌なの、どんなに苦しくても目を逸らさず踏み越えていかなくちゃ」

「守りたかっただけなんだ。それだけ純粋なんだ智子さんは」

自分で自分を責める智子に柳は慰めてくれた。

柳はクリスマスプレゼントが渡せなかったからとCDを一枚差し出した。
それは、昔柳が智子を気遣って渡した思い出のCDだった。

支えを失ってしまっていた智子を支えてくれたのは、かつての憧れの柳だった。

その暖かさに智子は再び泣いてしまうのだった。


達彦の会社に晨宋建設の古河が訪ねて来ていた。
報告を受け達彦は古河の待つ会議室に向かった。

会議室に入るといきなり古河が土下座していた。

「なんの真似ですか・・」

「どうか、もう一度だけ話を聞いてください。」

達彦は嫌な予感がした。


良介は奈津の居る公園へ行った。奈津は今日も似顔絵を描いていた。
今日の奈津のモデルは1歳ぐらいの赤ちゃんだった。

「かわいい」

母親に抱かれた赤ちゃんとじゃれあいながら、奈津は鉛筆を動かしていた。
良介はそんな奈津を遠くで見守りながら、しばらくすると声もかけずに立ち去った。

「がんばれ・・・良介・・・」

奈津はちゃんと良介に気づいていた。


良介は家に帰ると達彦の両親がまだ居る事に気分を害してしまった。
大はしゃぎで東京見物の事を話す滋子にうんざりし

「おのぼりさんみたいに、ふらふら遊んでんじゃねぇよ・・・」

ボソッと呟いてみたが、智子にたしなめられてしまった。
良介は不機嫌なまま2階へ上がっていった。


智子は入浴しながら柳の事を思い出していた。
今日は柳に随分助けられた、これからの振る舞いも改めて考えなおす智子だった。

-ガタッ。

風呂の扉が開く音がした。

「ママ、入ってるわよ」

智子がそう言ったが、どうも様子がおかしい。

「誰!」

そう言うと誰かがあわてて走り去っていった。
智子は慌てて風呂から上がり、バスタオルを体に巻くとあたりを見回した。
すると、床に見覚えのあるものを発見した。

それは、達彦の父・安昭のメガネだった・・・


「良ちゃん。ええもん持ってきたよ、起きてる?」

ドアの外で滋子の声がした。
良介が黙っていると滋子が勝手に入ってきた。

「勝手に入んないでくれよ!」

「イライラしてる時は甘い物が一番よ」

「目障りなんだよ!トットと田舎へ帰れ!クソババア!!」

勉強を邪魔された良介はしつこく話かける滋子を突き飛ばしてしまった。

良介はとうとう達彦の浮気を滋子にバラしてしまうのだった。
香織が気づいて智子を呼んだ。

あわてて飛んできた智子と滋子を前に良介は叫んだ。

「出てってくれ!余計な事で俺の頭の中をゴチャゴチャにしないでくれ!」

良介のあまりの反応に智子も滋子も香織も呆然としていた。

良介の大学受験には奈津との未来がかかっていた。

その意外な重圧に今は苦しむ良介だった。

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