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幸せの時間 あらすじ 14話 ブログトップ

幸せの時間 あらすじ 14話 [幸せの時間 あらすじ 14話]

幸せの時間 あらすじ 14話

ドン!ドン!ドン!
良介と矢崎は二人がかりでドアを叩いた

「おい!ここを開けろ!!」

「香織!無事か!!」

「警察に通報したぞ!」

開けられたドアから中へなだれ込む。
部屋の中では香織は下着姿で椅子に縛られたいた。
相手の男は香織を救出に来た突然の来訪者に驚き、半裸状態で逃げ出していった。

「ばかやろう!!何でこんな事!!」

矢崎は大声で怒鳴りつけた。

”こんな少女が・・・こんな自分達のために・・・”
”ばかやろうは・・・俺だ・・・”

情けなくて涙が止まらなかった。
着ていたコートを香織に着せ、矢崎はその場へ力なく座り込むのだった。

良介が香織を諭していると、智子が血相を変えて飛び込んできた。

「香織!!」

「どうして・・・あなたまで・・・」

良介が香織は無事であった事を告げたが、智子の涙は止まらなかった。
両手で顔を覆い、香織の膝下で泣き崩れるのであった。

自分の両親が傷つけあう中、春の太陽のような暖かさを矢崎夫婦に見た少女は
その暖かさを我が身を犠牲にしてまで守ろうとした。

それは愛を忘れた大人たちへの天使の警告だったのかもしれない。


浅倉家。

達彦はすべてを聞かされて、矢崎に掴みかかっていた。

「お前なんかのために・・・!!」

矢崎は抵抗もせず、ただ謝るだけだった。
智子も良介も呆然と見ているだけだった。

「やめて!おじさんには関係ない!私が勝手にやったの。」

香織が止めに入ったが、それでも達彦はやめようとしなかった。

「パパに頼んだじゃない!おじさんにお金貸してあげてって!」

達彦が頼みを聞いてくれないので自分で稼ぐ事にしたのだと香織は言った。

「そんな事をしてパパとママが悲しむと思わなかったのか!」

「思わなかった!!」

香織ははっきりと言い切った。

「パパが教えてくれたようなものよ。世の中にはいやらしい大人がたくさんいるって事」

その言葉に達彦が手を振り上げた瞬間、良介が叫んだ。

「みっともないよ!本当の事言われて怒るなんて!」

「パパは香織を買おうとした奴とかわらない、どうしようもないエロ親父じゃないか」

そして良介は達彦が今でも高村燿子と関係を続けている事を暴露した。
香織も今夜も燿子の部屋にいたんでしょう?追い打ちをかけた。

達彦は言葉を失っていた。
その様子を見て智子は

「そうなの?いたの?あの部屋に・・・」

何も言わない達彦・・・
それがすべてを肯定してしまった。

「あなた・・・」

智子の顔から達彦への信頼が一切消えてしまっていた。

「ママ、パパと離婚したら?」

良介がとんでもない言葉を発した。
予想もしていなかった言葉に、動揺を隠せない智子と達彦だった。

壁にかかった仮面は崩れてゆく家族を見つめ、笑っているように見えた。

達彦と矢崎は二人で屋台にいた。
全てをばらされても矢崎だけはそばにいてくれた。

「しくじるわけないと思ってた・・・」

「そんな奴はこの世にいないよ・・・必ずどっかに落とし穴が用意されてるんだよ」

緻密に計算したはずだったと嘆く達彦に、矢崎は家族の居るやつは大変だなと言った。

「お前にだって家族がいるだろ?」

「絵里子は俺にとって、永遠に女なんだ・・・」

言うことが理解できず、じっと矢崎の横顔を見つめる達彦だった。



智子は達彦と並んで写っている結婚写真を見ながら昔を思い出していた。
あんなに幸せだったのに・・・
一戸建てに引っ越して、もっと幸せになるはずだったのに・・・

いったい、どこで間違ってしまったのだろうか・・・

そんな智子の後ろ姿を香織が扉の影から悲しそうに見つめていた。

奈津のところへ良介がやってきた。

奈津は香織を危ない目に遭わせた事に責任を感じていた。
また、そんな自分は良介とは相容れない存在だと思った。

だから良介を冷たく扱い、自分を卑下してみせた。

「あたしは、薄汚い娼婦だよ」

「俺はそんな風に思ってない。絵を見ればわかる。」

そして絵を描く奈津の姿をみれば、それが薄汚い娼婦の姿ではないことがわかると、
奈津を真っ直ぐに見て言った。

奈津はそれでも横を向き

「あたしには、必死になって守ってくれる人はいない。」

「泥まみれになっても、体を張って一人で生きていくしかないんだ・・・」

その言葉に良介は心を決した。

「俺が守るよ。」

「あんたが?・・何も知らないボンボンがどうやってあたしを守るって言うのよ」

良介は何かを言いかけた奈津の手を引き、その体を抱き寄せた。
そしてそのまま、唇を重ねた。

細い体を優しく抱きしめ、少しづつ強い男になるからと、奈津に言う良介。

「あたしなんかに関わっちゃダメ・・・」

良介は再びその唇をふさぎ、その言葉を最後まで言わせなかった。

硬い殻で心を閉ざして生きてきた少女は暖かさに触れ、そこから新しい芽を出そうとしていた
二人の時間は静かに過ぎ、そして二人は・・・結ばれた。

明くる朝、良介はふと思いついたように、燿子の部屋に行った。
奈津を共に連れ、父と別れるように直談判しに行ったのだ。

しかし、燿子がそんな簡単に引き下がるわけがなかった。
燿子は達彦がどんなに自分を愛しているか良介に言って聞かせた。

さらに毎夜の営みがどれだけ凄いものであったか自慢げに語り
テーブルの上のパソコンのキーを叩いてみせた。

すると。

そこから聞こえてきたのは間違いなく達彦の声だった。
それはあの父から発せられているとは信じがたいものだった。

燿子は行為のすべてを録音していたのだった。

良介はいたたまれなくなって燿子の部屋をでた。
悔しいが勝てなかった。

奈津が後から追いかけてきた。
奈津は父親のイメージを壊された良介に言った。

「良介は家族に幻想持ち過ぎなんだよ。」

「適当にごまかして寄せ集まって生きてるのが家族なんだ・・・」

その言葉に「そんなのは嫌だ!」と反論する良介。

「やっぱり良介は甘ったれ坊主だ。現実を知らなさすぎる。もう帰って、忙しいから・・」

そう言って奈津は自分の部屋への階段を降りようとした。

「忙しいって、まさかまた援交・・・」

その言葉に奈津はカチンときた。少し前ならこんなに反応しなかっただろう。

「あんたが、あたしの何を知ってるの?一度寝たぐらいでいい気にならないで」

家族はもっと暖かいものであっってほしい。
それはかつて自分も思っていた事だった。
だけど、見せつけられた現実はあまりにも厳しかった。

奈津は良介に昔の自分を見たような気がした。

達彦はリビングに居た。
実家に行きます、と書かれたメモ書きがあった。
誰もいないリビングがこんなに寒々しいものだとは思わなかった。

達彦は気を落として一歩前へ踏み出して驚いた。

・・ギギー・・・

床が大きな音をたてて鳴った。
うずくまって手で確認してみたが、やっぱり床は音をたてて鳴った。

”いったいどうなっているんだ?”

庭には、風が吹き枯葉を舞い上げていた。
壁の仮面の不気味さは日に日に増しているようだった。

床のきしみは歪み始めた家の悲鳴。
それはまるで、歪み始めた家族の絆の悲鳴のようでもあった。


実家に帰った智子は母に全てを話していた。
それで何かが解決するわけではなかったが、気が少し晴れるような気がした。

母は、いっそ離婚して子供達と一緒に帰ってくればいいと言ってくれた。
しかし、話はそんな単純なものでもなかった。

後から来た父と3人で話していると誰かが訪ねてきた。
父が応対に出たが、思わぬ人を連れてきた。

達彦だった。
達彦は悩んだ挙句、気は重いながら智子に謝りに来たのだった。

しかし智子は話を聞いてくれず、智子の母ににも散々に言われてしまう。
智子の父に女の後始末をして、当分「針のむしろ」をがまんしろ、と言われてしまった。

香織は今日も絵里子のところへやってきていた。
そこで香織は矢崎と香織の素敵な思い出話を聞かされる。

自分が借金のかたに結婚していた事、
矢崎がそんな自分をボロボロになりながら解放してくれたこと、
そしてその日が二人の結婚記念日になった事

香織はその話に大きな愛を感じ、小さな胸を震わせるのだった。

達彦は子供達に食事はどうするかと尋ねてみた。
一生懸命話しかけ、少しでも離れた距離を詰めようとした。
しかし、子供達の反応は冷たく、香織は口もきいてくれない。

達彦は諦めて一人で外へ食事に行く事にした。
玄関を出て、表へ一歩でたところで立ち止まってしまった。

薄暗闇の向こうから、誰かがこちらへ歩いてくる。
街灯の明かりに浮かび上がった人物に達彦は息を飲んだ。

それは怪しい笑みを浮かべた高村燿子だった。
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