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幸せの時間 あらすじ 16話 [幸せの時間 あらすじ 16話]

幸せの時間 あらすじ 16話

浅倉家は久しぶりに4人揃って食卓を囲んでいた。
メニューは寄せ鍋だった。

智子は家族のあり方を寄せ鍋に例えて色々力説してみせた。
達彦はさすがに大きな顔をできないと思っていたのかしんみりしている。
良介と香織は父への不信が未だ解けず、不機嫌そうに黙ったままだった。

「今日は、みんなでこの家に越してきた頃の気持ちを取り戻すやり直し記念日よ」

「パパがね、約束してくれたの。」

「これからは誠実な夫、頼もしい父親として、家族のために生きていくって」

智子に念を押されて達彦は「ああ」と気のない返事をした。
そんな達彦に子供たちは、本当に燿子と別れたのか、と問ただした。

「ママが断ち切ってくれた、今までの悪縁を。」

下をむいたまま、力なく答える達彦だった。

智子は子供たちに、もう一度考えを新たにし一緒に前を向いて歩いていこう、と
説得するが、子供達の反応は冷ややかだった。

「ママはそれでいいの?普通許せないよね、あんな裏切り方されたら」

子供たちの疑問は智子のにとっても一番つらいところだった。
智子は自分の思いを語って聞かせた。

「許さなきゃ、前に進めない・・・家族だから。」

「この世で選ばれて家族になった4人なんだから・・・」

その言葉はまるで自分に言い聞かせているようだった。

燿子は亡くなった父の遺骨を前にし、写真に向かって話しかけていた。

「私ね、パパとあの人といっぺんに失ったの・・・」

「一人ぼっちになっちゃったのよ・・・どうやって生きていけばいいの?」

ふと、智子が最後に言った言葉が頭に浮かんだ。

”-あなたにも家庭を持つ喜びを知ってほしい”

「ふざけるな!!」

燿子は持っていた湯のみを投げつけ、引き出しから例の写真を数枚取り出した
その中から智子の顔が大きく写っているものを選び蝋燭の火で燃やすのだった。


智子は庭へ出る窓を拭きながら、庭に目をやった。
庭は荒れ放題になってしまったいた。

智子は仕方ないかと思いながら、窓を閉めようとしたが・・・

窓は簡単には閉まってくれなかった。
どうやら建て付けが狂ってきているようだ。

力任せに無理やり窓を閉め、台所に戻った時に床がきしんだ。

-ギギギ-

床にしゃがみこみ、マットをどけてみて智子は驚いた。
マットの下の床が黒く腐ったようになっていた。

智子を見つめる仮面の裏側で、新たな亀裂が出来ていた。


良介はいつもの公演に行ってみた。
今日も奈津はそこで似顔絵を書いていた。
良介はゆっくりと奈津に近づいて行った。

「奈津ちゃん、親父あの女と別れたって。」

「なんか相当なバトルがあったみたいで、おふくろが頑張ったみたい。」

「おふくろさん勝ったんだ女の戦いに・・・よかったじゃん」

”あたしには関係ない”と言わなくなった事が奈津の変化だった。
そんな奈津に甘えるかののように良介は

「今夜、塾が終わったら奈津ちゃんの家、寄ってもいい?ゆっくり話たいし・・」

奈津は手を休めることもなく良介を見透かすように言った。

「したいのは話じゃないでしょ?・・・図々しい、彼氏でもないのに。」

「そんな事考えてる暇があったら、もっと勉強しろ、ゴールは見えてるんだから」

以前の奈津から想像もできない言葉だった。

「・・なんか、おふくろに説教されてるみたいだ。」

「わかった。やるよ、だから大学受かったら、付き合ってくれる?」

奈津の心は揺れていた。
今まで、男はただ奈津の体の上を通り過ぎていくだけだった。
良介はどんなに突き放してもそばに寄り添おうとしてくれる。
そんな良介を愛おしいと少なからず思う奈津だった。

でも。

「人の心は変る。3ヶ月後の約束なんて私には出来ない。」

別にでまかせを言ったわけではなかった。
自分が人を信じ切れないのは本当だった。
しかし、本当の理由は他にあった。

何も言わず立ち去る良介を見送りながら、奈津は心を痛めていた。
良介の家族に出会って、自分が変わっていくのがわかっていた。

奈津は手のスケッチブックをめくった。
そこには、この間書いた智子の顔があった。

”二度と良介に関わらないこと”

その約束が奈津の頭に蘇っていた。
スケッチブックの智子は今日も優しく微笑んでいた。

奈津が部屋に戻る途中、燿子の部屋の前を通ると空部屋になっていた。
高村燿子はどこかへ引っ越してしまっていた。



浅倉家の今日のメニューは手巻き寿司だった。
智子は普通に振るまおうと努めていた。

相変わらず、達彦はしゅんとしている。
良介も香織も素直になれなかった。
どう考えても智子のやり方について行けるとは思えなかった。

智子が年末の大掃除の手伝いを香織に頼んでも協力してくれない
良介は掃除より家を修理しろと言う。

自分の気持ちをわかってくれない子供達に智子もちょっとキレてしまった。

「ママがこんなに一生懸命になってるのに・・・」

「ママが家族をちゃんとしたいと思ってるのは誰のため?あなたたちよ」

「あなた達を一人前に育てなきゃって思うから、出来ない我慢して・・・」

達彦はフォローしたつもりだったが、フォローになっていなかった。
智子は自分が仮面をつけてしまっている事に気づいていなかった。


寝室にはいっても、達彦と智子は背中を向け合うようになっていた。
ベッドに横になりながら智子は達彦に話かけた。

「起きてるんでしょう?これからどうするの?」

「何が?」

「ずっと、背を向けたままねるわけにはいかないってこと・・・」

智子はベッドから立ち上がった。
達彦のベッドに入る様子もなく、ただ立っているだけだった。

達彦もベッドから出てたちあがり、智子を抱き寄せようとした。


【微妙に書きにくい内容】


達彦は上司に呼ばれていた。

「廃材ですか?」

「晨宋建設が廃材を使ってコストを抑えているという話が聞こえてきてねえ」

「ちょっと、実態を調べてみてくれないか」

達彦は下請け業者の調査をすることになった。
最近相手をしていない望月雅代がちょっかいをだしてきた。
ほったらかしにされて怒っているようだった。

智子は用事に出た帰り、ふとある店に目をとめた。
それは、女性用のランジェリーショップだった。
そこには、店の外からでもわかるほど、大胆な下着が並んでいた

”こんなのを着たら、ひょっとして・・・”

昨夜の事を思い出して、智子はふらっと店に入っていった。
やっぱり無理だと思いだして店を出るときに誰かとぶつかった。

「ごめんなさい」

「いえ、こちらこそ。あのこの間お友達とランチに来てくださった方ですか」

彼女は由紀といった。

由紀は自分の店に智子を招き、智子にお茶を薦めながら
自分の事を色々話してくれた。

由紀は人なつっこく、智子にこれからもよろしくと言った。
智子友人が増えて嬉しそうだった。

店のドアが開いた。

「あ、ご苦労様です。」

由紀が声をかけた先に篠田が立っていた。
篠田はこの店の花飾りを任されているようだった。

「篠田さんセンスいいですよねぇ。近くにいいお花屋さんがあって良かった」

何も知らない由紀は無邪気に笑って言った。

智子はあの一件は許せないものの、乗り越えなくてはいけないという思いと
庭が荒れ放題になっている事もあり、篠田に声をかけた。

「篠田さん、冬のお庭を明るくするお花ありませんか?」

バツが悪いのか、黙って花を生け替えていた篠田は、
智子の申し出にどう返事したものかと戸惑っているようだった。

智子はクリスマスツリーの飾り付けをしている。
庭では篠田が花を植えてくれていた。

そこへ香織が帰ってきた。

「どういう事?なんであの人が庭に居るの?」

「お庭、ほったらかしだったし、やりたいって言うから勝手にやってもらってる」

いつまでもこだわっていてはいけないと思っての事だが、
香織には理由になっていなかった。

「それも家族やり直し計画の一環?・・・もう無理なんだよ」

「表だけ飾ったって元の仲良し家族には戻れないよ」

「どんなにママが約束させたって、パパはまたいつか別の女と・・・」

智子の平手が香織の頬に飛んだ。

「口を慎みなさい!私が選んだ男はそこまで下劣じゃないわ」

母としてではなかった。
一人の妻として、女としての言葉だった。

この時、運命の歯車が音をたてようと、その時を待っている事に
まだ誰も気づかないのだった。

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