So-net無料ブログ作成

幸せの時間 あらすじ 13話 [幸せの時間 あらすじ 13話]

幸せの時間 あらすじ 13話

達彦はベッドの中でうつ伏せになりながら、けだるい体を横たえて思った。
自分はやっぱり燿子と別れる事はできないと・・・。

隣で燿子が達彦の背中の傷を撫でながら言った。

「言ってないのね、奥さんに。やっぱり嘘ついたんだわ、あなたの息子」

燿子は、良介が話し合って燿子と別れる事になったと言った事を気にしていたのだった。

「なあ、燿子」

達彦は燿子の方に向き直りながら、ずっと気になっていた事をきりだした。

「ここに寄って家に帰ると、家につく頃に電話が鳴るんだ・・・」

「あれ・・・おまえじゃないのか?」

燿子は表情を変える事もなく、あっけらかんと答えた。

「私が?何のために?そんな事したら奥さんが変に思うだけじゃない」

達彦は”確かに燿子の言うとおりだ”と思った。
その時、燿子の口元がいびつに歪んでいた事に気づかなかった。

そのあと二人は他愛のない話に終始し、あげくに燿子は

”前世では一人だったのかもしれない、時を超えて再び巡りあったのだ”

と、今が定められていたかのように言った。

「奇跡だ・・・」

燿子の言葉に完全に参ってしまった達彦だった。

達彦が燿子のマンションから出てくると花屋の篠田が立っていた。
篠田は達彦に忠告した。

「例の写真を撮ったのは、間違いなくあの女ですよ!」

それについては達彦も否定しきれなかった、だが・・・

「あの雌狐はあなたの知らないところで、あなたの奥さんを陥いれようと・・・」

「燿子はそんな女じゃない。正直すぎて誤解されるんだ・・・可愛い女だよ。」

燿子に酔ってしまった達彦には篠田の言葉など届かなかった。
そればかりか、家に掛かる無言電話も篠田の仕業だと決めつけてしまった。

「あなたが破滅しようと知ったことではない・・・でも」

立ち去ろうとする達彦に追いすがり、篠田は自分の決意を告白した

「一度失ったこの生命。僕が守ってみせますよ、智子さんの幸せを・・・」

「たとえ・・あの女を殺してでもね・・・」

妻を裏切った男、その妻を襲った男・・・その男が妻の幸せを守るという・・
異常な愛の渦の中で男たちはもがき、その中心にむかって巻き込まれていくのだった。


良介は奈津が恋しくてしかたがなかった。
意を決して奈津に電話し、また絵のモデルをやりたいと言ってみた。
ところが、意外な返事が返ってくる。

「妹、携帯持ってる?電話かけるように言って・・・」

「???」

良介は奈津が香織に何の用があるのだろうと思いながら、
自分の携帯をもって香織の部屋のドアを叩いた。

「香織?奈津ちゃんがおまえと話・・・」

出てきた香織は驚きの表情で良介の携帯をひったくり、ドアを閉めてしまった

「ごめんなさい!、今度はちゃんとやりますからもう一度チャンスをください!」

香織は電話越しに奈津に謝っていた。
ドア越しに聞こえてくる妙な会話を不審に思いながら聞いている良介だった。

達彦は今風呂に入っている。
智子は決心していた。

”すべて、はっきりさせる”

こんな事をすることになるとは・・・
しかし、誰も教えてくれない以上、自分で探りだすしかなかった。

まず、達彦の携帯を広げてみた。
メールは全て削除されていたが、大量に「松上電気」からの着信が残っていた。

”松上電気・・・?”

どこかで聞いたような名前だった。
今度は達彦の財布を開け、出てきた名刺を見て驚いた。
そこには松上電気の名前と共に、高村燿子の名前があった。

さらに達彦の上着から小銭入れを見つけ、その中に入っていた物に言葉を失くした。

それは、部屋の鍵・・・
この家の鍵ではない事は簡単にわかった。

心当たりはひとつしかなかった・・・。

智子はその鍵をエプロンのポケットに入れ、全て元通りにして寝室を出た。

あくる日、ふと智子は達彦の携帯にあった松上電気に電話してみる事にした。
自分の想像が間違っていればいいと思った。
電話の向こうから事務的な声が聞こえてくることを願っていた。

「もしもし?どちら様ですか?」

智子は慌てて電話を切った。
聞こえてきたのは間違いなく高村燿子の声だった。


学校が終わって香織は家路についていた。
途中、歩道橋の上から香織を見つめる人物がいた。

奈津だった。
香織は歩道橋を駆け上がり、奈津に誤った。

「昨日はごめんなさい」

奈津は昨夜、電話で香織を怒鳴りつけていた。
客を怒らせた事にしたが、別にそれはどうでも良かった。

約束を守れなかった事。
半端な気持ちで援交したいなどとを言った事を怒ったつもりだった。
途中で逃げ出してくれたことは、逆に嬉しかった。

ちょっと煽って終わりにしようと思った。
これに懲りて二度と援交したいなんて言わないように、となるはずだった。

「未経験ならこれだけ出すっていう奴が居るけど、やる?」

そう言って奈津は片手を上げてみせた。
驚く香織を見て奈津はたたみかける。

「男の”なに”をつきつけられて逃げ出すような甘ちゃんには援交なんて・・・」

「やります!お願いします!」

この時、奈津は初めて自分の間違いに気づいた。
言ってしまった手前、その客を紹介するしかなかった。

奈津は自分で自分に問いかけた。
自分は本当はこの家族を壊したいのではないのか?・・・

香織が再び逃げ出してくれる事を期待するしかなかった。


矢崎は絵里子の入院費を払いに来て、女の子が夜崎に頼まれたと言って
1万円を持ってきた話を聞かされた。

矢崎はそれが香織に違いないと、すぐに香織の携帯に電話をかけてみた。

「・・・おじさん?」

香織はすぐに電話にでてくれた。

「香織ちゃんだろ、病院にお金持ってきたの。」

香織は何も言わなかった。

「昨夜はすまなかった。そんな事してくれてたなんて知らなかったから・・・」

「知ってたら・・・抱いてくれたの?」

矢崎は答えに詰まってしまった。

「言っとくけど、おじさんのためじゃない、おばさんの・・・」

その時、ドアが空いて誰かが入っ来る音が聞こえた。
この時、初めて矢崎は香織がどこに居るのか気になった。
そして・・・

「あはは、可愛いなあ。ホントに今日が初めてなんだよね」

聞いたことのない男の声が電話の向こうから聞こえてきた。
そのまま電話は切れ、二度とつながることはなかった。

香織は再び、無謀な行為を繰り返そうとしていた。

矢崎は昨夜の香織の言葉を思い出し、
香織がその体を売ろうとしているのではと気づいた。

あわてて浅倉家を訪ね、ドアを叩いたがだれもいないようだった。
どうしたものかと悩んでいると、良介が帰ってきた。

「あ、矢崎のおじさん、どうしたの?」

玄関に入り一部始終を良介に話した。
そして最後に香織の居る部屋のような場所に変な男が入ってきたようだと言った。
さらに、絵里子の入院費を工面しようとしてくれているらしいと付け加えた。

それを聞いた良介は昨夜の香織の奈津の電話を思い出した。

「まさか・・・あいつ・・」

そのまま二人はあわてて心当たりの場所に向かうのだった。



描きかけの良介の絵。
その絵を眺めていると何か切ないものがこみ上げてくる。
遠い昔にどこかに置いてきてしまった物が奈津の心を締め付けた。

誰かがドアを叩いた。
激しくノックするその後に、取り乱した良介の声が聞こえてきた。

「奈津ちゃん!、居るんだろ!?」

奈津がドアを開けると、良介と矢崎がなだれ込んできた。

「奈津ちゃん、香織の居場所知ってるよね?」

「香織が頼んだんじゃないの?自分も援交したいって」

奈津は香織に客を紹介したことを認めた。
そして、自分はそんな女だと悪態をついてみた。
良介に嫌われてしまえばいいと半分やけになって。

だが、矢崎には通じなかった。

「カッコつけんな!このガキが!」

矢崎は奈津にビンタを食らわし、薄汚い娼婦だと罵った。
奈津はそんな事は矢崎に言われなくてもわかっているつもりだった。
ただ、なぜだか良介の前で言われたことが悲しかった。

良介は勢いで奈津に掴みかかる矢崎を引き剥がし、
改めて奈津に香織の居場所を尋ねた。

ここへきて、奈津は後悔しはじめていた。
やはり自分は間違っていたのか、別の方法で香織を止めるべきだったのか。

返事をせず立ち尽くす奈津のまえで突然矢崎が土下座を始めた。

「俺は今、頭を下げたくない女に本気で頭を下げる!」

「香織ちゃんの居場所を教えてくれ!」

奈津の中で何かが変わり始めていた。


智子は燿子の部屋にやってきた。
チャイムを鳴らしたが応答がなかった。
智子は手にした鍵を燿子の部屋のドアの鍵穴にそっと差し込みひねってみた。

何の抵抗もなく燿子の部屋は解錠された。

「何をしてるんですか?」

振り向くと燿子が立っていた。
燿子は取り乱すこともなく智子を部屋に入れた。

一人の男の妻と愛人・・・
二人は向き合い静かに火花をちらすのだった。

「今でも主人はここへ来てるのね。主人の背中に傷をつけたのはあなたでしょ!」

「鍵は貰い忘れていた物、浅倉家のご夫婦が正常に戻る事をお祈りしていますわ・・・」

決定的な証拠が無いのをいいことに燿子はのらりくらりと智子の言葉をかわしていった。
智子は志半ばで退散するしかなかった。

智子が帰ったあと、燿子は大きな声で誰かを呼んだ。

「もういいわよ。」

燿子が開けたクローゼットの中から達彦が出てきた。
達彦は燿子が買い物に出ている時に智子が訪ねてきたので
慌ててクローゼットの中にかくれたのだった。

智子が階段を降りると、部屋から出てくる奈津に出くわした。
智子は奈津の部屋がここだという事を初めて知った。


「とうとうあの女の部屋に乗り込んだのね、でも叩きのめしたわけじゃなさそうね」

「恥を忍んであなたに聞くわ、主人は今でもここに来てる?」

奈津が何も言わずに立っていると

「やっぱり来てるのね」

智子は奈津の心を読んでしまった。
奈津は一瞬ためらったが、もう一つの事を告白した。

「そんな事より今は娘の心配をしたほうがいいんじゃない?」

その言葉に智子の顔がひきつった。

「香織!?香織に何かあったの!?」

言ってしまって、さらに戸惑う奈津だった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

「幸せの時間」昼ドラでメロメロ 結婚情報