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幸せの時間 あらすじ 5話 [あらすじ]

幸せの時間 あらすじ 5話

達彦がエスカレーターで降りてくるのを認めると、燿子は急いで駆け寄ろうとした。
駆け寄ろうとして、その場でよろけて倒れて見せた。

わざと倒れたわけじゃないと、燿子は自分に言った。

”わざとじゃない・・確かに足が痛いのだ”
”こんなに心が苦しいのは、足が怪我をしているからだ・・・”
”そして、この足の怪我は、あの女のせいだ・・・”
”達彦さんがさすってくれたから、痛みを感じなかっただけなのだ”と、

慌てて駆け寄る達彦に、燿子は「助けて欲しい」と必死に訴えるのだった。

歩く事を助けて欲しいわけではなかった。
行き場を無くしそうな心を助けて欲しかった。

その場でやりとりする訳にもいかず、達彦は燿子を自宅に送り届ける事にした。
部屋に戻っても燿子は相変わらず足の痛みを訴えた。
訴えれば、達彦は優しくしてくれると思った。

しかし・・・

「下手な芝居はやめろ・・・」

あの優しい達彦の言葉とは思えなかった。

「病院の診断書をくれ、領収書でもいい」

達彦は踵を返すと急いで部屋を出て行こうとした。
その背中に聞こえた燿子の言葉が、達彦の足を止めた。

「この痛みはお医者様では治せないわ・・・」

燿子は足を引きずりながら達彦に歩み寄り、力のない声で訴えた。

「責任をとって・・・お嫁に行けなくなった私の責任をとって・・・」

足の怪我の事を言っているのではない事を、やっと察した達彦だった。

「責任をとって・・・」

そう言って、燿子は自分の上着に手をかけた。

....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.... *.....*....

達彦は「あとで必ず連絡するから」と燿子をなだめ、
なんとか燿子のマンションをあとにした。

その後姿を北島奈津が疑惑の目で見つめていた。


佐倉家に智子の母親が訪ねてきた。
香織を混じえて他愛のない言葉をかわし、家の事を褒めたあと達彦を褒め
浮気の件は片がついたのなら、今回は目をつむると言った。

良介が学校から帰ってくると、家の側で自分の家を見つめている男を見つけた。

花屋の篠田だった。
篠田は前日に智子から冷たくされてしょげていた。

”自分が余計な事を言って、智子を怒らせてしまったのではないか・・・”

そればかり気になって、弁当包みのハンカチすら返せないでいた。

「何か用ですか?」

良介に問われて、そそくさとその場を離れる篠田だった。


その夜・・・

智子の周りにゆったりした時間が流れていた。
柔らかなお湯の暖かさをかんじながら、
もう一度夫婦の絆を取り戻そうと考えていた。

....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.... *.....*....

なぜだろう・・・
なぜ私はここに来てしまったのだろう・・・

香織はあの日の事を思い出すと不思議な気持ちになるのだった。
あんな事があったのに、足が自然と矢崎のアパートに向いた。

矢崎のアパートの前まで来た時、階段を降りてくる男女を見つけた。
矢崎と矢崎の妻の絵里子だった。

矢崎は足の悪い絵里子を背負って階段を降りてきた。
香織は思わず駆け寄り、矢崎に声を掛けた。

矢崎の態度はあっけらかんとしていた。
あんな事があったにもかかわらず、今までと変わらなかった。

今日が結婚記念日だと言われ、一緒に食事に行こうと絵里子に誘われ
なんとなく二人の事が気になって、香織はついていくことにした。

香織が連れていかれた場所は場末の小さな食堂だった。

そこで、平凡なオムライスを食べながら幸せそうに笑う矢崎夫婦。
この間の事が嘘のように感じる香織だった。

香織はさっきから気になっていた事を矢崎にぶつけてみた。

「ねぇ。どっちが本当のおじさん?今日と・・・この前と・・・」

矢崎はなんのためらいもなく答えた。

「どっちも本当の俺だよ。なんだったら話してもいいんだよ」

そう言って絵里子の方を見て笑う矢崎だった。

「バカ・・・」

そう言いながら香織は、何があっても崩れそうにない二人を見ていると
自分の家にない暖かさを感じるのだった。



良介が町を歩いているとホテルから奈津が飛び出してきた。
後ろから知らない男が奈津を追いかけてきた。

面食らった良介は立ち止まり、成り行きを見ていると、突然二人が揉めだした。
良介は慌てて二人の間に入り、奈津をかばった。

ところが、腕に覚えのない良介はその男に簡単にやられてしまう。
奈津が大声をだしたおかげで男は退散したが、良介は怪我をしてしまった。


香織は家に戻ると、矢崎夫婦の事を智子と達彦に話して聞かせた。
智子は絵里子が入院している事を気にしたようだが、
香織が聞いて欲しいのはそこではなかった。

どんな時でも幸せそうにしていそうな二人の様子を自分の両親に聞いて欲しかった。

その時、達彦の携帯がメールの着信を告げた。
仕事の取引先が送信者と表示されていたが、内容の最後に燿子の名前があった。
名前を偽装してもこれじゃ意味が無いと達彦は思った。

適当な理由をつけてその場を離れ、寝室から燿子に電話する達彦。
電話の向こうで燿子は泣いているようだった。

とにかく達彦の気を引きたかった。
達彦の都合などどうでもよくなっていた。
「すぐに来て欲しい」と、燿子は訴えるのだった。


奈津に肩を貸してもらって、良介が帰ってきた。

良介は怒っていた。
奈津にホテルで何をしていたのか詰め寄ったが、奈津は答えてくれなかった。

タイミング悪く、家から達彦と智子が出てきた。
達彦はいかにも仕事に行くスタイルだったが、行き先は燿子の所だった。

達彦と智子は良介の顔を見るなり、怪我の事を訊いたが
良介は「転んだ」とごまかしてしまった。

達彦はそのまま仕事に行くふりをして、燿子の所へ向かった。
その後ろ姿を見送る奈津は、不信の眼差しを送っていた。

そのあと、家に招き入れられた奈津は全てをぶちまけた。
自分の事も・・・自分がしている事も・・・

取り繕って、ごまかしたらどうなるか・・・
ついさっき、いい見本を見たところだった。

そしてついでに、達彦が燿子の所に行ったのではないかと、毒づいてみた。

智子がどこの誰だかわからない女より達彦を信じたのは当然の事だった。

しかし、事実は奈津の想像通り・・・
智子はまたしても裏切られようとしていた。

奈津との交際は認めないと言った智子の足元で・・・床が鳴った。

運命の歯車が回ってきしむ・・・
もう誰にも止められないのかもしれなかった。

達彦は燿子に連れられて燿子の父の所へやってきた。
燿子は父の前で達彦に、自分の半生を語って聞かせるのだった。

そして、達彦の愛情が必要だと必死に訴えるのだった。

次の日、智子は矢崎の妻を見舞うため、篠田の所で花束を注文した。
智子が元に戻って安心した篠田だった。

自分が嫌われたわけでは無かった事が、なにより嬉しかった。

智子を見送る篠田の後ろで、一人の女が一部始終を見ていた。

自分の欲望を叶えるため、新たな罠を思いついた女・・・高村燿子だった。

燿子は篠田の心をあっさりと見ぬいてしまった。
そして言葉巧みに篠田を誘導していった。

篠田は叶うはずがないと思っていた想いを、現実にする決心をする。
この瞬間、篠田は悪魔に魂を売った・・・

>「幸せの時間」各話あらすじはこちらから

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